ハローワークはブラック企業ばかりって本当?転職経験者が利用するメリット・デメリットを解説!

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ハローワークってブラック企業ばかりって聞くけど本当?

転職活動をしようと思ったときに、ハローワークの利用を検討する方も多いと思いますが、「ブラック企業ばかり」だなんて噂を耳にすることがありますよね。

掲載されている企業が多く、地元に根づいた企業の求人もたくさんあるといった利点もありますが、ブラック企業に勤めるのは遠慮したいところです…。

 

そこで今回は、ハローワークは「本当にブラック企業ばかり掲載されているのか」について、筆者の転職経験談を交えながらお話ししていきたいと思います。

その上で、ハローワークのメリットやデメリット、ブラック企業を見分けるためのチェックポイントなどもまとめて解説します。

ちなみに筆者は20代で3度の転職を経験しています!今は1児の男の子を育てるフリーランスのママです

 

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ハローワークはブラック企業ばかり掲載されているのか?

結論からお伝えしますと、ハローワークにはブラック企業が掲載されています

しかし、ホワイト企業もたくさん掲載されているので、ブラック企業ばかりということは決してありません。

ちなみに筆者の友人は、ハローワークを利用して転職をしています。前職よりもかなり高待遇で入社することができ、給料や休日・働く環境もかなり改善されて転職大成功だったと言っていました!

 

筆者自身も3度の転職経験のうち1度、ハローワークを利用して転職をしています。

ですが実はこれが大失敗してまして、いざ入社してみるとそこは労働基準監督署から行政指導を受けたこともあった超ブラック企業でした。

社長が昼間から飲酒して社員に怒鳴り散らしたり、給料未払い、過重労働…勤めた社員はほとんど1週間以内に退職するというびっくり会社です(笑)

未経験でも結構良い給料がもらえるというところに惹かれて入社したのですが、もっとちゃんと会社を調べてから入るべきだったとかなり後悔しました…。

しかしながら、いくらなんでも以前行政指導を受けていた会社がハローワークに掲載されているなんてあんまりじゃないかと感じたのも本音です。

そこで、ハローワークにはどうしてブラック企業が掲載されてしまうのか調べてみました。

ハローワークにブラック企業が掲載されてしまう理由3つ

  • 基本的には求人掲載を断れない
  • ハローワークは無料で求人掲載ができる
  • 求人掲載の審査が他と比べて厳しくない

 

どう言うことなのか一つずつ解説します!

基本的に企業の求人掲載を断れない

公的機関が運営しているハローワークは基本的に企業が求人を出したいと申し出た場合に断ることができません。

断る条件としては、明らかな違反が認められるとき(1年間に2回以上「最低賃金法」「労働基準法」に違反していた・男女雇用機会均等法などに違反していたなど)です。

それなら労働基準法に違反していた筆者が勤めた会社も掲載できないはずじゃ?

実はここが少々厄介なところで、もしも違反があって行政指導を受けていた企業だったとしても、労働基準監督署に改善が認められれば半年後にまた掲載できるようになってしまうんです・・・。

 

ハローワークは無料で求人掲載ができる

2つ目の理由は、「無料で求人掲載ができる」という、企業にとっては嬉しいポイントが落とし穴になっています。

通常、ネット上にある求人サイトの大部分が掲載料を支払っているのですが、ハローワークは国(厚生労働省)が運営している公的機関のため掲載料がかかりません。

なぜ無料だとブラック企業が多くなるの?

ブラック企業は、従業員がすぐに辞めるなどして慢性的な人手不足に陥っているケースが散見されます。

もちろん企業としての業績もそれほど良いものではありません。

そんなブラック企業が多額の掲載料がかかってしまう求人サイトに料金を支払う余裕はないも同然です。

そうなると、必然的に無料で求人を出すことができるハローワークへブラック企業が集まってきてしまうというサイクルが生まれます。

反対にホワイト企業の場合は、”人材は宝”としている会社が多いので、「社員」にも必要ならばきちんとお金を使ってくれます。

だからこそ、採用にもしっかりお金をかけてくれる傾向にあるのです。

 

求人掲載の審査が他と比べて厳しくない

前述した点と重なりますが、ハローワークは余程の違反がなければ(あっても改善されて半年経てば)求人掲載が可能です。

一応、ハローワークにも求人掲載前に企業の審査を行なう仕組みはあるようですが、民間の有料求人サイト(リクナビやマイナビなど)と比べるとかなり基準が低いようです。

 

ハローワークは公的機関であり、公平性を保たなければならないとはいえど、無料で求人が出せて、審査のハードルが低いとなるとブラック企業が掲載されてしまうのも頷けてしまいますね・・・。

ハローワークを使うメリット・デメリット

そんな、ブラック企業も掲載されてしまっているハローワークではありますが、もちろん悪い面だけではありません。

筆者の友人のようにハローワークを介して転職に成功している方もたくさんいます!

特に、希望条件によってはハローワークの利用がとても適している場合もありますので、ハローワークが向いているヒト・そうでないヒトをメリット・デメリットともに解説します

 

ハローワークを使うメリットは3つ

  • 地元の求人を探しやすい
  • 求人数が多く、応募条件が多彩
  • 自分のペースで求職活動ができる

 

詳しくみていきます!

 

地元の求人を探しやすい

ハローワークは、全国それぞれの地域でエリア毎に管轄が分かれており、その数なんと544箇所です。

そのため、地元の求人が集まりやすく地域密着で紹介してくれるというメリットがあります。

求人サイトにももちろん地方の求人は掲載されていますが、どうしても人口密集地である都会に求人が集まりやすいです。

地方の求人は少ない上に競争率も高い傾向にあるので、地元で働きたい方にはハローワークでの求職活動の方があっているといえます。

 

求人数が多い

ハローワークは求人掲載料がかからないため、大手の求人サイトにはなかなか求人が出せない中小企業でも気軽に掲載することができます。そのため求人数がとても多いです。

さらに、未経験可、学歴・年齢不問など多種多様な条件もあるため、採用率が高く自分に合った求人が見つけやすい特徴もあります。

 

自分のペースで求職活動ができる

3つ目のメリットは、「自分のペースで求職活動ができる」という点です。

と言うのも、民間の求人サイトを利用しての転職活動の場合、どうしてもビジネスが絡んできます。

特にエージェント付きの求人サイトは、採用が決まったタイミングで企業から求人サイトへ報酬が支払われる仕組みであることが多いため、求職者が早く転職してくれれば儲かるのです。

そのため、強要とまではいかないものの、エージェントから転職をちょっと食い気味におすすめされるようなこともあったりなかったり・・・。

実際、SNSなどで転職エージェントを利用している方からこんな声を耳にしたことがあります。

本当は新しいことにチャレンジしたいのにエージェントから採用率を高めるために前職と同じ仕事も並行して受けるよう進められた…。もし受かっても働く気はないんだけどな…。

内定もらえて嬉しいんだけど、本当にこの会社でいいのか悩んでるんだ。正直にエージェントに相談したら「良い会社だから」って結構食い気味でおすすめしてきて…うーん、どうしよう…

最後に選択するのは自分自身ですが、押しに弱い人や流されやすい人にとっては自分のペースで活動できた方がいい場合もありますよね。

もちろん、エージェントを利用すれば、自分の強みを知ったり自分に変わって企業へアプローチしてくれたり、面倒な企業とのやり取りを一気に引き受けてくれたりなど、たくさんのメリットがあるのは間違いありません。

一方で、1人で進めていきたいと思う方には、ハローワークは就職を急かしたり強要するような人がいないので安心して転職活動ができると思います。

ハローワークを使うデメリットは3つ

ブラック企業が多いこともデメリットの一つですが、その他のデメリットは3つあげられます。

  • 利用可能時間が平日である
  • 求人票から得られる情報が限られる
  • 相談できるようなエージェントサービスはない

 

利用可能時間が平日である

ハローワークの多くの利用時間は大体平日(月〜金)8:30〜17:15です。

現在勤めている方で、土日休みが主な方の場合、ハローワークを利用するためには有給を取得するなどの対応が必要となります。

場所によっては、土曜日や夜間に開庁するハローワークもあるようなので、どうしてもハローワークを平日昼間に利用するのが難しい方は最寄りの利用時間を調べてみましょう。

 ハローワーク(厚生労相)のホームページはこちら

求人票から得られる情報が限られる

ハローワークの求人は、掲載情報のほとんどが文章になっており、写真や画像などはほとんど使われていません。

応募したい会社が中小企業である場合には企業のホームページが存在していない場合もあったりするので、実際どのような仕事内容なのかがわかりにくいかもしれません。

ですが、もしも具体的に内容が知りたいと思われる場合はハローワークの職員の方に相談すると、企業へ直接電話をかけて職務内容などを聞いてくれる場合があります。

相談できるようなエージェントサービスはない

ハローワークには、民間の転職サイトのようなエージェントサービスはありません。

そのため転職に必要な準備、企業とのやり取りを全て1人で行わなければならないのです。

例えば、転職活動をする上で必要なことを挙げてみると・・・

  • 自己分析
  • 企業検索
  • 職務経歴書や履歴書の作成
  • 面接練習
  • 面接日程の調整
  • 給与交渉
  • 退職交渉
  • 入社準備

これを全部1人でやろうとすると、精神的にも体力的にも結構大変ですよね…

せっかく今の環境から抜け出そう!と思っても結局「転職疲れ」で”転職そのものを辞めてしまう”方も多いと思います。

プロと二人三脚で確実に転職を成功させたいと思う方や、面倒なことは全部丸投げしてエージェントにお願いしたいなんていう方にはハローワークの活動よりもエージェントサービスを使っての転職活動がおすすめです。

 

ちなみにこれは余談ですが・・・

ハローワークには「わかもの支援」というサービスがあって、正社員を目指す若者(おおむね35歳未満)を対象に就職支援を行っています。

キャリアコンサルティング有資格者や、企業の人事労務管理経験者などがマンツーマンで就職活動をサポートしてくれるんです。

  • 職業相談
  • 職業紹介
  • 応募書類の添削
  • 各種セミナーへの参加

上記の様なサービスを無料で受けることができます。

筆者も転職活動するときに利用したことがあります!

ただ、設置されているハローワークは限られているので、気になる方は厚生労働省のホームページから調べてみてくださいね!

 ハローワーク(厚生労相)のホームページはこちら

ハローワークの利用が向いている人はこんな人

  • 家から近い場所で働きたい
  • 地元の求人を探している
  • 転勤の可能性が少ない会社で働きたい
  • 新しい分野にチャレンジしたい
  • 学歴・年齢不問の求人を探している
  • 条件に合う会社がなかなか見つからない・・・
  • 押しに弱い・流されやすいから1人で活動したい
  • 求職活動を自由にやりたい

こんな希望がある方にはハローワークの利用がおすすめです!

ハローワークの利用が向いていない人はこんな人

  • 平日の日中に時間が取れない
  • 大手企業への転職活動を希望している
  • 誰かに相談しながら転職活動がしたい
  • ブラック企業の求人を見分けられる自信がない…
  • 面倒くさいのが苦手

国が運営しているだけあって、ハローワークは多くの方が利用しやすいサービスになっています。

向いてないのかな、と思う方も、求人サイトと並行して利用するなどしてもいいかもしれませんね

ブラック企業を見分ける5つのチェックポイント

それでは、最後にブラック企業の見分け方をお伝えします!

ハローワークの求人に限らず、他の転職活動でも活かせる見極めのポイントを5つまとめました!

  • 頻繁に求人が出ている
  • 応募条件のハードルが低すぎる
  • 給与設定が高い・給与幅が広い
  • 給与表記が「みなし残業」「年俸制」など
  • 事務所や営業所の環境

 

頻繁に求人が出ている

求人情報を検索しているとき、同じ会社が頻繁に求人を出していたり、長期間求人情報が出されているところを目にしたことはありませんか?

そういう会社はかなり危険な匂いがします

ブラック企業の特徴として、離職率が高く年中人手不足という実態があります。

なんとか採用につなげようと常時求人を出しているものの、結局社員が定着せず辞めてしまっているという可能性があるのです。

使い捨てにされてしまわないように、求人情報がいつ出されたものなのかを確認できる場合は、必ずチェックしてみてください。

応募条件のハードルが低すぎる

次に気を受けたいのは応募条件のハードルです。

未経験OKや資格不要、年齢不問、学歴不問、業界・経験不問など、応募条件があまりにも緩く、誰にでも当てはまりそうな求人は注意してみてください。

とにかく人手がほしい!という企業が中には紛れているかもしれません。

人手不足な会社は36協定を無視し、社員に長時間労働を課すブラック企業の可能性があります。

こういった企業の求人の場合は、入社後に未経験からどのように業務を覚えていくのか、研修があるのか等をチェックし、同時に後述する残業についての表記も見ておいた方が良いです。

給与設定が高い・給与幅が広い

「月100万円のインセンティブ!」
「月給18万〜38万円!」

こんな求人票をご覧になったことはありませんか?

給与設定があまりにも高い求人は、もしかしたら長時間残業や厳しいノルマなどが課せられているかもしれません。

また、給与幅を広く設定し、あたかも高い給与を払ってくれそうに見える求人も入社してみると最低賃金で雇用契約を結ばせられるということがあったりします。

希望条件に合う給与で採用してもらうためにも、給料の内訳は面接時などにしっかり確認しておきましょう。

面接時に給与のこと聞くなんて…と思う方もいるかもしれませんが、生活するためにお金が必要なのは当たり前のことです。

うやむやな回答をする企業の方が怪しいので、遠慮することなく確認することをお勧めします!

給与表記が「みなし残業」「年俸制」など

時々見かける残業表記ですが、きちんと理解しておかなければ想定していない残業をしなくてはならなくなるかもしれません。

 見做し残業とは?

みなし残業とは、給与のなかにすでに残業代を含んでいることを意味しています。例えば、「みなし残業40時間」と書かれている場合は、月に40時間の残業を見込んでいることを指します。

 年俸制とは?

こちらは一年単位で業績や営業成績などを考慮し賃金を決定する給与体系です。管理職・営業職の方に多いかもしれません。もしもこの年俸制の後書きに「年俸にひと月あたり40時間の時間外手当を含む」等とある場合には月40時間に満たなければ残業代が発生しないこととなります。

事務所や営業所の環境

面接会場が働く会社の施設内であれば必ずチェックして欲しいのが事務所や営業所の環境です

  • 社内の雰囲気は重苦しくないか
  • 会社に行った時に挨拶をしてもらえるか
  • 職場やデスクなどはきちんと整理整頓されているか

ブラック企業の場合、上司のパワハラが横行しているため、社内の空気が重く社員がピリピリとしていて愛想がなかったり、挨拶しても返してもらえないなどと言ったことがあります。

また、どんな会社であっても必ず社員や顧客、会社など色々な情報を取り扱っています。

コンプライアンスを遵守している会社であれば、普段から情報管理もしっかりと行い、自然と職場やデスク周りも整理整頓されているので、社内の様子にも必ず目を配ってみてみましょう!

まとめ

今回は、ハローワークにはブラック企業ばかりなのかというテーマについてまとめてみました。

残念ながらブラック企業も掲載されてしまっているのが実情ですが、たくさんのホワイト企業も掲載されています。

また、ブラック企業を見分けるポイントとして重要なチェックポイントも5つお伝えしました。

  • 頻繁に求人が出ている
  • 応募条件のハードルが低すぎる
  • 給与設定が高い・給与幅が広い
  • 給与表記が「みなし残業」「年俸制」など
  • 事務所や営業所の環境

 

転職活動の成功の秘訣は、情報収集と見極めです。

この記事が転職成功の少しでもお役に立てましたら幸いです!

 

この記事を書いた人
あんこ

1歳男の子ママ|ブロガー&Webクリエイター|FP3級認定者|20代で転職3回経験:携帯ショップ→結婚相談所→社長秘書→買取営業|妊娠・出産を機に会社員を辞めてフリーランスへ(最高月収30万)|自分のキャリア・将来設計に悩み抜いた私の体験談を交えながら、働くママ向けにお役立ち情報・育児情報・お金のこと等発信してます|愛猫3匹が生きる糧

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