猫に錠剤タイプの薬を飲ませたことがある飼い主さんの中には、

「全然薬を飲んでくれない!」
と頭を抱えた経験ありませんか?
- ご飯に混ぜても薬だけ残してしまう
- チャオチュールをかけてみても食べてくれない
- 口に入れても器用に吐き出す
3匹の猫を飼っている筆者の愛猫の1匹はまさにこのようなタイプで、全く錠剤を受け付けてくれません。
しかも、その子は嗜好性も高く、ご飯ですらも気に入ったものでなければ全く食べてくれない、なんともこだわりの強いリッチな猫ちゃんです。
そんな、大の錠剤嫌いでこだわりの強い我が家の猫でも、嫌がらずに安全に薬を飲んでくれたお助けアイテムが【ちゅるビ〜】でした。

ちゅるビ〜のおかげで私のストレスは一瞬で解消され、愛猫もお薬の時間を楽しみにしてくれるようになりました!
猫ちゃんにもそれぞれ好き嫌いはあると思いますが、同じ悩みを抱えている猫飼いさんで、
「まだちゅるビ〜をあげたことがない」
という方には是非一度試してみて頂きたいので、商品レビューと共に実際にちゅるビ〜をあげた感想をまとめてみました!
猫に錠剤を与えるときの基本の方法

そもそも猫に錠剤をどうやってあげたらいいの?
動物病院の先生に伺い、ネットで調べたなかでは、一般的には4通りの方法があります。
実際に筆者は全てを試したことがあり、それぞれの猫ちゃんに合った方法も様々だと思うので、経験談も踏まえながら薬のあげ方について4つの方法と各々のメリット・デメリットをまとめました。
①普段のご飯に混ぜる
4つの方法の中で一番楽な手段だと思います。
この方法で錠剤の薬を飲んでくれるタイプの猫ちゃんを飼っている方なら、この記事はそもそも見ていないかもしれません。
普段のお食事に混ぜてあげるだけなので、手間もコストもかかりません。
我が家の3匹の猫たちにこのタイプの猫ちゃんはいません。
この方法で、一点注意しなければならないのは、最初は錠剤を食べてくれていたのに後から食べなくなってしまった場合です。
一度薬が入っていると知ってしまうと、ご飯そのものを食べなくなってしまったり、薬の混ざっている部分だけを残すようになってしまうことがあるんです。
このような場合は、直ぐにご飯に混ぜることを控えて、他の方法で薬をあげた方がいいです。
筆者の猫の場合、暫くごはんを食べなくなってしまい体重減少に繋がってしまいました。
メリット :普段のご飯に混ぜてあげられる。簡単
デメリット:薬の混入がバレてしまうとご飯を食べてくれなくなる可能性がある
②直接猫の口の中に入れる
4つの方法の中で、恐らく一番猫が嫌がる方法だと思います。
この方法では、猫の意思に反して口を開けさせ、錠剤を飲ませることになります。
確実に口の中に入れる事ができるという点ではメリットがありますが、一度口の中に入れても吐き出してしまったり、暴れて上手く口の奥まで入れられなかったり、引っ掻かれるなどして飼い主が怪我を負う場合があります。
筆者宅では、初めのうちどうしても錠剤を飲んでくれないことを獣医師の先生に相談したとき、直接口に入れる方法を教わりトライした事があります。
1人ではなかなか上手くいかず、2人がかりで薬を飲ませました。
何度か失敗して吐き出されてしまったり、朝晩2回の薬の投薬が大変で、かなりストレスになりました。
猫の方がもっとストレスと恐怖だったと思います。
メリット :確実に薬を飲ませる事ができる。
デメリット:猫の性格によっては暴れてしまったり、猫にストレスがかかってしまう場合も•••
③錠剤を擦り潰してペースト状のものに混ぜて与える
3つ目の方法については、試す前に必ず獣医師の先生に錠剤を擦り潰しても良いのかを確認してください。
錠剤タイプのお薬が苦手な子は、この方法なら飲んでくれた!という子も多いようです。
筆者の猫も、大好きなチャオチュールに粉末状にした薬を混ぜてあげてみたところ飲んでくれたお薬がいくつかあります。
ただし、錠剤の中には擦り潰してあげて良いものと良くないものがあるので、各自で判断せずに必ず処方された病院で確認してから実践してください。
メリット :比較的薬を飲んでくれる猫ちゃんが多い
デメリット:必ず薬を処方された病院で擦り潰しても良いのか確認をする

投薬用のチャオチュールは、通常のチャオチュールと異なり、粘度があって、猫が上手に薬を飲みやすい作りになっています!
④錠剤をおやつなどに包んであげる
最後にご紹介するのは、筆者が最終手段として実践した方法です。
1〜3の方法、全てを試しても全く食べてくれなかった我が家の猫になんとかして薬を飲ませたい!と獣医師の先生と相談し、夜な夜な試行錯誤と検討を重ねてやっと辿り着いた方法でした。
この4番目の方法は、猫の好きなおやつや投薬用の薬を包めるタイプのおやつに錠剤を入れてあげます。
薬を包んであげれば良いだけなので簡単ですし、匂いに敏感な猫の嗅覚をおやつで包むことによって誤魔化す事ができます。
今回ご紹介したい「ちゅるビ〜」はこの4番目の方法になります。
同じようなタイプのおやつは他にも多種多様販売されていますが、我が家の愛猫はちゅるビ〜を一番気に入ってくれました。
メリット :錠剤のまま薬をあげる事ができる。薬独特の匂いを誤魔化せるので食べてくれる可能性が上がる。
デメリット:上手く薬を包まないと薬だけ吐き出してしまう場合がある。
ちゅるビ〜について
今回は4つ目の方法であるちゅるビ〜について詳しくご紹介していきます!
商品情報
名称 :ちゅるビ〜
概要 :外はふっくら、内側にとろっとしたお肉を加えた2層のおやつ。無着色・無香料・甘味料・調味料は使わず素材の味をしっかり味わえます。
内容量:10g×4袋
いなばペットフード株式会社 https://www.inaba-petfood.co.jp/product/detail/ちゅるビ〜/7605
CMでもお馴染みのチャオチュールを販売しているいなばペットフード株式会社さんから販売されている商品です。
4袋入り〜40袋入りと、小分けから大容量まで商品ラインナップが展開されています。
実際に購入したちゅるビ〜
味のバラエティは他にも用意されていて、猫ちゃんの好みによって味変できるのも良い点です。
グレインフリーのピュアちゅるビ〜もあったので今回はそちらを2パッケージ、すごい乳酸菌ちゅるビ〜を1パッケージ購入してみました。
早速開けて中を確認してみます。大きさは意外とありますが、このくらいなら飲み込めそうです。
説明書きにもあったように、外側はふっくらしたお肉、中にはチャオチュールよりももう少し粘り気のあるとろっとしたお肉が入っています。
試しにちゅるビ〜単体であげてみたところ、ペロッと丸呑みしてしまいました。
次に、ちゅるビ〜の中に薬を押し込んであげてみたところ、こちらも無事に丸呑みしてくれました。
我が家の猫たちはチャオチュールが大好きなので、ちゅるビ〜の味も気に入ってくれたようです。
投薬が必要な猫はハチワレの猫のみなのですが、もふもふ猫も匂いを嗅ぎつけてやってくるほど。
ちゅるビ〜に包んであげているお薬は、擦り潰してチャオチュールに混ぜても全く食べてくれなかった錠剤だったので、とても助かりました。
こんなにおねだりされる程味を気に入ってくれるなら、もっと早く買ってあげれば良かったです。
まとめ
今回は錠剤を飲んでくれない猫に、安全に美味しく薬をあげる方法をご紹介しました。
猫によって好き嫌いはありますし、正しい投薬方法で薬をあげなければ、薬本来の効果を発揮できなくなってしまうこともありますので、必ず薬を処方された動物病院の先生と相談してください。
また、家族同然の猫ちゃん・わんちゃんの健康を守れるのは飼い主である自分たちだけです。
もしも大切なペットが病気や事故に遭ってしまった場合、治療費や薬代は人間と違い保険適用外となるため高額となる場合があります。
万が一の事態に後悔しない医療を受けさせてあげられるよう、ペット保険のご加入や、普段から食事・運動での病気防止を徹底して、健康な生活を守っていきましょう!
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