
今の職場で結婚後も働いていけるか不安だな…
残業・転勤・夜勤・シフト制など・・・
結婚後も仕事と家庭を上手に両立していけるのか、今の職場環境を不安に思う女性も多いですよね。
特に、お子さんを望んでいる方の場合、その不安はさらに大きくなるのではないでしょうか。
今後のことも考えて、結婚を機に転職を考える方もいると思います。

実は筆者も結婚を機に転職をした女性のひとりです
結婚前にシフト制の接客業→土日祝休みの内勤→結婚
→超ブラック企業で退社→再び転職活動→営業職
このような感じで、結婚前後に2回転職をするというちょっと変わった経歴を持っています

でも転職活動って大変だし、そう何度もしたいものではないですよね…
そこで、今回は【女性が結婚を機に転職を考えた時にベストなタイミングはいつなのか】についてお話をしていきたいと思います!
これから転職をしようと思っている女性の皆さんの少しでも参考になりましたら幸いです!
- 女性の転職は結婚前後、どちらがベストなタイミングなのか
- 転職を成功させるためにはどうしたらいいのか

20代で転職3回経験。会社員時代は、企業の採用や社員教育の責任者などを経験しました。
元結婚相談所のカウンセラーでもあります。
自身の転職・採用経験も踏まえ、女性のライフワークについて発信しています!
結婚と転職、転職するならベストなタイミングはいつ?
ズバリ、結論からお伝えすると・・・
- 採用率を少しでも上げたいのであれば結婚前
- ライフスタイルに合った会社に就職したいなら結婚後
上記のタイミングでの転職がおすすめです!
しかし、状況に応じては結婚前も結婚後もメリット・デメリットはつきものです。

実際に筆者の体験談も交えて詳しく解説します!
結婚前に転職するメリット
結婚前の転職がおすすめな理由は主に3つあります。
- 採用率が上がる
- 育休が取得しやすい
- 新生活への時間的・金銭的余裕ができる
採用率が上がる
結婚前の転職で一番と言っても良いメリットはやはり「採用率が上がる」という点です。
特に未経験の職種や業種にチャレンジしようと思っている方は、結婚前の転職が圧倒的に有利だと思います。

実際に私の場合、接客→内勤と未経験業務志望でしたが、結婚前は通っていた書類が結婚後は全然通らなくなりました…
なぜ未婚女性の方が採用率が上がるのかというと、
- できる限り即戦力で働いてくれる人
- 長く勤めてくれるひと
が企業にとっては”ほしい人材”だからです。

残念ですが、結婚後の女性はどうしても「すぐに産休に入ってしまうのでは…?」と企業から懸念されてしまうのが現実です、、
「少しでも採用率を上げたい!」
「未経験でもチャレンジしたい職種や業種がある」
といった方は、結婚前の転職の方が有利に働く可能性が高まります。
育休が取得しやすい
結婚を機に転職する女性であれば、「育休が取得しやすい」というメリットはとても重要な要素になってきますよね。
多くの会社では、転職後であっても勤続年数が1年経てば育休利用が可能になります。
そのため、結婚前の転職であれば
- 育休が利用できるようになる期間を逆算して結婚準備等を進められる
- 上司や同僚からも理解を得られやすい
- 後任への業務の引き継ぎもスムーズ
といったメリットがあります。

ゆくゆくはお子さんを、と望む方は、少なくとも結婚を予定する1年以上前に転職するのがおすすめですよ!
新生活への時間的・金銭的余裕ができる
最後のメリットは新生活を送る上での時間や金銭的余裕ができるという点です。

結婚は幸せなことだけど、正直自分が思っているよりもずっと準備・時間・そしてお金が必要です・・・!
実際、筆者が結婚前後にかかった費用は350万円ほど・・・。
- パートナーと住むための新居
- 結婚指輪
- 顔合わせ
- 結婚式
- ハネムーン などなど・・・

スケジュール的にも結構忙しくて、体調を崩すこともありました
人によってはこの他にも、プロポーズ・婚約指輪・結納金など、何かと費用がかさんでくることと思います・・・!
だからこそ、結婚前に転職をすることで、
- 新しい業務に慣れる時間が取れる
- 勤務形態(残業や休日)がわかる
- 転職先の給料・ボーナスを理解した上で生活ができる
というメリットがあり、パートナーとの新生活をよりスムーズに進めていくことができます!
転職に【焦りは絶対禁物】なので、心にも時間にも余裕が持てる結婚前の転職は筆者の経験上から言っても、とてもおすすめです。
結婚前に転職するデメリット
結婚前の転職によるメリットはたくさんありますが、もちろんデメリットもあります。
それは、結婚後のイメージがないまま転職をしなければならないという点です。
せっかく結婚を視野に入れて転職したのに、実際に結婚してみると「あれ、思ってた生活と全然違う…」ということにもなるかもしれません。
- 仕事と家庭の両立が難しい
- パートナーとすれ違ってしまう など、

もしかしたら最悪の場合、仕事を続けられなくなってしまう可能性もあります…
そうならないためにも結婚前に転職活動をするときは、あらかじめパートナーと結婚後の生活について話し合っておくことがおすすめです。
- 住む場所
- お金のこと
- 今後の仕事やキャリアについて
- 家事や料理の分担
- 家族や子どものこと
全部を細かく決める必要はありませんが、「将来こうしたいな、こんな家族になりたいな」というイメージはお互いに共有しておくと今後の結婚生活もより素敵なものになりますよ!
結婚後に転職するメリット
結婚後の転職は、あまり有利に働かないと思われがちな点がありますが、そんなこともありません。

アピールの仕方を変えれば、むしろ大きな強みになりますよ!
特に、結婚後の転職でメリットとして挙げられる3つのポイントをまとめてみました。
- ライフスタイルに合った会社を選べる
- 女性に優しい企業に入社できる可能性が高まる
- 手続の手間を省ける
ライフスタイルに合った会社を選ぶことができる

結婚後の転職活動であれば、パートナーとの新生活のイメージができている人が多いと思います
仕事へ行く時間・残業の有無・相手の生活スタイルなどが予めわかっていれば、それに合わせた就業スタイル・勤務形態の会社を選ぶことができますよね。
生活リズムのズレは、時として夫婦間ですれ違いが起きてしまう原因になってしまいます。
パートナーとの新しい生活も大切にしつつ、自分に合った会社を落ち着いて探すことができるのは結婚後の転職活動だからこそのメリットです。
女性に優しい企業に入社できる可能性が高まる
既婚女性を受け入れてくれる会社は「女性の働き方」に理解ある企業の可能性が高いです。

ちなみに、筆者が結婚後に転職をした会社で妊娠中に配慮していただいたことの一例を書き出してみました
- つわりで業務がきつい時に1ヶ月ほど休みを調整してもらえた
- 妊娠中に休憩時間を調整してもらえた
- 有給などを使って産休を早めに取らせてもらえた
妊娠がわかったのが転職してから半年後だったのですが、それにも関わらず会社の皆さんにはとても祝福してもらえました。
それだけでも有難かったのに周りの同僚もお子さんがいる方が多くとても理解のある方達で、体調面でも心の面でも本当にとても助けられました!
手続の手間を減らせる

最後のメリットは手続の手間を減らせるという点です。
結婚すると多くの女性の場合、姓や住所などが変わる方が多いと思います。
それに伴い、免許証、マイナンバー、銀行口座、印鑑、などなど・・・
色々なものの変更手続をして、そしてそれらを会社へ提出する必要がありますよね。

あ!これ忘れてた…っていうものが一つや二つ、必ずあるんですよね…(笑)
でもこの面倒な手続ですが、結婚後であれば入社時に書類を一式提出するだけなので多少は手間を減らすことができます!
結婚後に転職をするデメリット
前述でも触れましたが、結婚後に転職をするデメリットはやはり選べる企業が限られてしまうということです。

すぐに産休に入るかもしれない人の採用は企業にとってもデメリットですよね…
特に、未経験職種の採用は営業や接客など常に人手不足な業種でもない限りなかなか難しいと思います。
採用率を少しでも高めるためには、今まで培ってきたスキルや実績をアピールしていくことをおすすめします!
転職を成功させるためのポイント

最後に転職を成功させるためのポイントについてお話ししていきたいと思います!
筆者は結婚前の転職でブラック企業に入社してしまったばかりに再度転職を余儀なくされてしまいましたが、そこから得た教訓もあります。
そして、その教訓を生かして今度は結婚後であるにも関わらず、女性にやさしい会社へ無事転職を成功させることができました!
身をもって体感した中で、私が特に大切だと感じた転職成功ポイントは3つです。
- 自己分析は絶対に怠らない
- 企業研究を必ずする
- 転職に焦りは禁物
ぜひ、ブラック企業に入社しないために参考にしてください!
自己分析は絶対に怠らない

基本中の基本、自己分析は本当に大事です!
実際自分の自己分析、胸を張って「完璧です!」っていう方は、実はそんなに多くないのではないでしょうか?
「残業はしたくないなぁ」
「家から近いとこならいいや」
ただの願望を自己分析と誤解してしまっていたりしませんか?
- なぜ転職したいのか?
- 転職したらどんな仕事がしたいのか
- 自分の性格や志向性は?
- 将来どのようにキャリアを積んでいきたいのか
- 自分の強み・弱みはなんなのか
ほんの一例に過ぎませんが、自分としっかり向き合うことで転職の方向性や応募すべき企業が見えてきます。

もしかしたら、本当は転職しなくてもいいのかも…?と気づくことだってあります!
筆者が転職を失敗してしまった時は、明らかにこの自己分析が足りていませんでした・・・。
自己分析をする上でおすすめなのは
- 自己分析ツールを使う
- 転職エージェントを使う
この二つです!
自己分析ツールを使う場合

私は厚生労働省の「ジョブ・カード」を利用していました

中には就職活動の時に使った!って方もいますよね
ジョブカードは、学生だけでなく在職中の方や転職・求職活動をされている方にも使えるようになっています。
アカウントを作らなくても使うことができるので、まだ使ったことがない方は一度お試しでやってみてください!
転職エージェントを使う場合

転職エージェントの登録は、20代で3度転職をした私の実体験上「絶対おすすめ」です!
- 転職するかしないか悩んでいる状態でも無料でキャリア面談を受けられる
- 客観的視点で第三者から見た自分の強み・弱みを教えてもらえる
- 自己分析の落とし込みができる
自己分析をしても、じゃあそれをどうやって履歴書や職務経歴書に落とし込んでいけば良いのか迷うことってありませんか?
転職エージェントを利用すると、自己分析・適職診断・応募書類作成の補助・添削など様々なサービスを無料で受けられます。

しかも、業界に太いパイプをもっていたり、エージェントから企業にアプローチをしてくれるなどの手厚いサポートも受けられるので、これを無料で使わない手はないです!
筆者は大手〜中小、様々な転職エージェント・転職サイトに登録をして、キャリア面談も10回以上経験しました。
そんな私が女性の転職エージェントで一番おすすめなのは自マイナビAGENTの「ウーマンウィル」です。
【マイナビAGENT】がおすすめな理由
- 女性キャリアアドバイザーが担当してくれる
- 20代〜30代の転職に強い
- ホワイト企業の掲載が多い!
マイナビエージェントに掲載されている企業は、直接マイナビのアドバイザーが足を運んでいます。
そのため、社内の雰囲気や働いている社員の様子なども細かくチャックしているから所謂「ブラック企業」と言われる会社がとても少ないです!

筆者がマイナビエージェントを利用しようと思った一番のキッカケです!
専任のアドバイザーが女性という点も、女性にしかわからない悩みや苦労を共有し合えるから安心して転職活動が進められますよ!
\ 女性の転職ならマイナビAGENTがおすすめ! /
マイナビAGENTに相談してみる(無料)
企業研究を必ずする
新卒の就職活動の時は会社説明会などで企業研究をした方もいると思いますが、転職の企業研究は自分で調べなくてはなりませんよね。
- 会社のホームページを見る
- 会社見学をする
- 同業他社との比較をする

特に筆者がおすすめなのは、会社見学ができるなら必ずすることです!
社内の雰囲気・職場環境を見れば、自分との相性を肌で感じられる他、ブラック企業へ入社してしまう危険性も回避できます!
- 社員に挨拶をされない(パワハラ・セクハラなどの可能性)
- 職場が整理整頓されていない(コンプライアンスを軽視している危険性)
- 常に時間に追われて忙しそうな社員が多い(残業過多の可能性)

面接に進んだ際に職場見学をしたい旨を伝えると、やる気がある!とポジティブに捉えてもらえる場合も多いので、ぜひ積極的に交渉してみてくださいね!
転職に焦りは禁物
最後のポイントは「転職に焦りは禁物」です。
急げば急ぐほど転職はうまくいかなくなります。

焦りは人の判断能力を鈍らせるんです・・・
早く内定が欲しい!という気持ちは誰よりもよくわかっているつもりですが、転職成功のカギは「マイペース」です。
だからこそ、現在働いている方の場合は大変かもしれませんが、在職中に転職活動を進めるのがおすすめです。
お金がないと生活を送れなくなる不安から「とりあえず就職できるところでいいや!」となりがちだからです。

今は転職サービスはとても充実しているので、在職中の方こそ上手に転職をエージェントを利用して成功を掴み取りましょう!
最後に
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
転職活動は大変なことも多いですが、自分を見つめ直す良い機会でもあります。
暗い気持ちになることもありますが、ぜひ、ポジティブな気持ちを忘れずに!

うまくいかないときは、好きなことして一日グータラ過ごしましょう♪